汐入町のヨコスカ調理師専門学校(学校法人敷島学園)の料理作品展「敷島祭」が今月11日に行われた。
同校では、高校3年課程の普通科と専科・本科生が在籍。毎年この時期に、日頃から学んでいる食の知識と技術を披露する作品展を催している。普通科1年生は食材について、2年生は世界の食文化を研究テーマに展示を行った。
専科・本科1年生と普通科3年生は、卒業年度生として「見せるためのオリジナル料理」を制作。日本料理・西洋料理・中国料理・製菓の4つの部門に分かれて、各自のテーマで創作料理を披露した。関係者らによる審査では、普通科3年吉見裕希さんの「美の国『イタリア』」が「学校長賞」に輝いた。色鮮やかに盛り付けられた数種類のパスタや前菜、ドルチェなど「できるだけ食材を活かして、彩りにもこだわった。3年間で学んだものを詰め込んだ自信作」。小学生のころから料理人を目指していたといい、卒業後はイタリアンレストランへの就職が決まっているという。また、この作品展では実行委員長も務め、「まさしく3年間の集大成。指導してくれた先生や家族への恩返しになれば」と話した。
会場では、他にも指導講師による模範料理や四條古流包丁儀式なども行われ、多くの来場者で賑わった。
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