「オール横須賀の映画を作ろう」――。そんなアイデアが持ち上がったのが、一昨年の夏。市内在住の映画監督・矢城潤一さんと高校時代の同級生らが中心となって、「まるごと横須賀の映画をつくる会」が結成された。横須賀を舞台に市民の手を借りながら、横須賀らしさを活かした映画づくり。「地元を元気にしたい」―そんな想いを結集し、実現に向け動きが加速している。同会では、市内のイベントにも積極的に顔を出し、製作や協賛のPR活動を展開中だ。
組織づくりも着々
すでに、矢城監督の手で脚本が完成しており、タイトルは、どぶ板を舞台にした「スカジャン兄弟(ブラザーズ)」。兄弟の母親役として、渡辺真知子さんの出演も決まっている。市内ゆかりの役者を中心に、他キャストも交渉を進めているところだという。
製作運営を担当するのは、昨年立ち上げた一般社団法人「Tunnel Films(トンネルフィルムズ)」。さらに、地元商店街や市内の青年3団体などの参加で「スカブラ準備委員会(仮称)」を設立。映画製作の認知を広げるとともに、地域の各団体との連携やPRも強化していく。
子役出演のチャンス
その第1弾として、同委員会の主催で、4月29日(水)に「イザ ヨコスカ! イザ どぶ板! スカジャン兄弟 応援メッセージイベント」が企画されている。用意したボードに、映画への応援メッセージを記入。その様子を撮影し、映画PRビデオに活用するという。さらに、参加者全員で撮影した集合写真は、映画のエンドロールの一部に使用する予定だ。「映画を実現させるため、一緒にどぶ板を盛り上げましょう」と矢城監督。時間は午後1時から1時半、どぶ板イベント広場。
また、「つくる会」とトンネルフィルムズの共催で、5月5日(火)に子役オーディションも行われる。対象は市内在住の小学3〜6年生男子。サーフィンを習うシーンで登場するため、海を怖がらないことが条件。会場はJ:COM横須賀うみかぜスタジオ(平成町1の1)、午後1時から。応募は、氏名・年齢・身長・体重・演技経験の有無・所属事務所の有無・自己PRを記入のうえ、顔と全身が分かる写真を添付し【メール】cinemajyuku@gmail.comまで。5月1日(金)締切。
応募の詳細やイベントの概要は、フェイスブック「まるごと横須賀の映画をつくる会」を参照。
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