久里浜の歴史や文化を絵本仕立てで伝える「くりはま歴史絵本」の第9集=写真=が先ごろ完成した。有志グループの「久里浜の文化を考える会」が2006年から年に1冊のペースで発行を続けているもので、今回は地域に伝承されている行事や風習に光を当てた。ペリー上陸を記念するペリー祭や神社仏閣で集落ごとに行われている祭礼や習わしを挿絵とともに紹介。巻末には、季節ごとの行事を一覧化したものや祭囃子の口伝を言語化した「符」などを並べている。
発行部数は1200部。製作費はサポーター制度を導入して、印刷経費などを賄った。久里浜行政センター管内の小・中学校図書室と小学4年生に無償配布している。
同会では今年度、発足10年を迎える。活動の節目として、これまでに手掛けた第1集から9集までをまとめた総集編の発行を計画しており、一口1000円の市民サポーターを募っている(協賛者には第9集を進呈)。
申込み・問合せは久里浜行政センター【電話】046・834・1111
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