浦賀在住の目黒寿安(じゅあん)さん(39)=写真=が先月末に東京で行われたアコースティックギターのライブイベント「第1回アコパラ2015全国大会」でグランプリを獲得。総出場者数1896人のアマチュアギタリストの頂点に輝いた。
目黒さんは2月から5月にかけて行われた予選を勝ち抜き、神奈川県代表として全国大会に出場。自身が作詞、作曲した2曲の優しく緩やかな音楽と歌声で会場を包み込んだ。「自分の今までの積み重ねが評価されたんじゃないか」と謙虚に話す。
米で音楽と出会う
幼少時は浦賀の高坂小学校に通っていたが、父の転勤によりアメリカへ移住。それまで興味はなかったが、テレビをつけても街に出ても、日常に音楽が溢れている文化の影響を受け、いつしかギターを習い始めていたという。大学卒業後は現地でギタリストシンガーとして活動をしてきたが、ふと「地元横須賀の人にも聴いてほしい」と7年前、故郷の浦賀に戻ってきた。
8月にワンマンライブ
普段は市内を中心にライブ活動などを行い、アルバムも発売している。幅広いジャンルの音楽を競う別の大会に毎年出場していたが、全国への道は険しかったという。今回は自身が得意とするアコースティックギターを主体としたコンテストで初めて全国規模の大会に出場を果たした。
グランプリの受賞により、8月27日(木)に横須賀中央で初の単独ライブを開催することが決まった。浦賀の景色や店がモチーフの曲も披露するという。「ぜひたくさんの人に聞いてほしい。そしていつかは芸術劇場で演奏したい」
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