今夏、各種目で世界・全国大会に挑む高校生アスリートたち14人が今月9日と13日、吉田雄人市長を表敬訪問した。各人が本番に向けて意気込みや思いを報告、市長は「横須賀を背負ったつもりでベストを尽くしてほしい」と激励した。
大舞台に挑戦するのは、市立横須賀総合(全日制・定時制)と、湘南学院・三浦学院・横須賀学院の4校。計14人。予選の結果や調整具合を市長に報告し、世界・全国大会への目標を一人ひとりスピーチした。今月末に全国大会を控える湘南学院3年の江口和真さん(空手道)は、「ライバルはたくさんいるが、優勝を勝ち取りたい」と話し、来月全国大会に出場する横須賀総合高校定時制4年の秋山雅弥さん(陸上)は、「4年間の集大成。最高の試合をしたい」と目標を語った。
14人中ただ一人、世界大会に挑むのは、柔道44kg級の五十嵐莉子さん(横須賀学院1年)。8月5日(水)からボスニア・ヘルツェゴビナで行われる「世界カデ柔道選手権大会」に出場する。「カデ」とは15歳から18歳未満の部の意味。予選の全日本大会では優勝、今年5月にドイツで行われた「カデ・ヨーロピアン柔道カップ」でも優勝していることから、周囲の期待は大きい。「海外での試合は2回目。緊張するけど全力を出し切りたい」と抱負を語った。
4年連続の全国出場となる横須賀総合アーチェリー部は、今年初めて男子の柳岡颯さん(3年)が個人戦に挑む。「予選大会では2位だったが、自信もついた。全国でも結果を出したい」と話した。
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