横須賀版 掲載号:2015年7月31日号 エリアトップへ

高校生輝くミュージカル 元劇団四季・武藤さんが監修

文化

掲載号:2015年7月31日号

  • LINE
  • hatena
成功を誓う武藤寛さん(左)と田村優佳さん
成功を誓う武藤寛さん(左)と田村優佳さん

 元劇団四季の舞台俳優で、岩戸出身の武藤寛(かん)さんが監修を務める高校生のミュージカルグループが発足する。衣笠コミュニティセンターが企画する新たな講座。8月に行われるオーディションを経て、メンバーを決定する。高校生らが題材から練習日程まで全てを計画し、年明けに衣笠地域で公演を行う予定。

メンバー募り来年1月公演

 衣笠コミセンでは今年4月に、「ライオンキング」などで活躍した武藤さんらを招き、歌や語りで「夢」を伝えるイベントを実施。そのステージに、「演劇に携わる仕事に就きたい」という「夢」を持つ田村優佳さん(横須賀高校2年)は心を揺さぶられた。「足の運びから呼吸までプロはすごかった」「指導してほしい」―。ツイッターで自身が感じた事を投稿した。それを見つけたのが同コミセン指導員の高松千秋さん。以前から若者向けの講座が少ないことを気にかけていた。「学生の夢をプロが応援する企画ができれば」と武藤さんに連絡を取ると、すぐに快諾の返事が来た。「若い人に経験を伝えることで、生まれ育った横須賀に恩返しがしたい」という思いを抱いていた武藤さんにとっても”渡りに舟”の話だった。

「学校では得難い経験」

 本来、コミセンの講座は内容や日程などがあらかじめ決まっているが、今回はそれら全てを高校生が決める。意見を出し合いながら、オリジナルのミュージカルを作っていくのはもちろん、練習方法や回数も、作品の進み具合や学校行事などを考慮しつつ、各自調整していく。武藤さんも指導は行うが主役はあくまで高校生だ。企画に携わった同行政センターの岡崎俊哉さんは「演劇技術だけでなく、社会に出て必要となる責任感やコミュニケーション力、スケジュール管理といった学校では得難い経験も積んでほしい」と話す。学生の人間性や主体性を養うのも狙いだ。「ミュージカルは役になりきることで他人を経験できる。人の心をわかろうとする気持ちが人生を豊かにする」と武藤さんも口を揃える。

 地域で盛り上げるための活動も行っていく。衣笠十字路の地下道を、ミュージカルをイメージさせる絵で装飾することを決定。参加者が所属する高校の美術部に描いてもらうことで、”高校生ミュージカル”色を街に広げていく予定だ。田村さんは「普通の高校生のために、ここまで環境を整えてくれる。人生が変わる気がする」と目を輝かせる。

*  *  *

 オーディションは8月25日(火)午後1時から。会場は衣笠コミセン。すでに5つの学校から10人近くのエントリーがある。「歌やセリフなどを見る予定だが、未経験でも熱意のある人なら大歓迎。15人程度集めたい」と武藤さん。申込み、問合せは同コミセン【電話】046・852・3596

横須賀版のトップニュース最新6

故郷への思い縫って表現

佐島出身柵瀨さん

故郷への思い縫って表現 文化

横浜美術館で来月13日まで個展

11月27日号

「駅」テーマにご当地弁当

「駅」テーマにご当地弁当 経済

市内飲食事業者が発案

11月27日号

「映え」狙った壁面アート

うみかぜの路

「映え」狙った壁面アート 社会

若い女性来訪の呼び水に

11月20日号

22年4月に開園

(仮称)中央こども園

22年4月に開園 教育

病児・病後児保育も併設

11月20日号

共済病院にPCRセンター

横須賀市

共済病院にPCRセンター 社会

1日最大150件の検査体制

11月13日号

行政のデジタル化推進

旧軍港4市研究会発足

行政のデジタル化推進 政治

民間事業者交え、福祉分野など

11月13日号

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 11月27日0:00更新

  • 11月20日0:00更新

  • 11月13日0:00更新

横須賀版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

横須賀版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2020年11月27日号

お問い合わせ

外部リンク