西逸見町の高齢者施設「ヴィンテージ・ヴィラ横須賀」で13日、県立保健福祉大学と共同で手掛けた「健康ランチ」が入居者に振る舞われた。
同大の倉貫早智准教授は”一汁三菜”という理想の献立が食卓に上っていた70年代の食事を提唱しており、先月6日に学生らとホームを訪れて座談会を実施。入居者に当時の食卓風景を思い出してもらいながら健康長寿のメニューづくりに挑んだ。
「肉料理は安価な鶏肉が主流」「野菜は生ではなく加熱したものが多かった」─。寄せられた声を参考にして完成したのは、鶏の照り焼き、鯖と玉ねぎの甘酢あん、まぐろの山かけ、ほうれん草と黒豆の白和えなど、1食の基準値である600キロカロリー以下に抑えながら満足感を得られるバランスの取れたメニュー。「素材の味がしっかりしているので塩分控えめでも美味しくいただける」と入居者から好評を博していた。
横須賀版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>