チラシやホームページ・ブログの次は動画―。横須賀市の主催する市民協働推進セミナーでは来月、インターネット動画を活用した市民活動のPR講座を実施する。市では、市民活動団体やNPOなどへの運営・広報に関するセミナー企画を募集。これまでにない新しい手法として、動画PRの講座を採用した。当日は番組制作を見学するほか、希望団体には収録も行う。
活動紹介や告知、会員募集など、市民団体がPRの手段として使っているのがチラシ。最近では、ホームページやブログなどで随時、活動報告を行っている団体もある。その次の広報媒体として、インターネット動画を活用する例も増えている。YouTubeを使い、イベントの様子など”動き”のある情報を発信できる。他にも、ヨガや体操などをレッスン形式で動画にしたものや、ライブ・商店街情報など活用事例は広がっている。
市民団体の動画制作を支援するため、市民協働推進セミナーでは「YouTubeのネット番組で市民活動をPRしてみよう」をテーマに講習会を開講する。対象は、市内で公益活動をしている団体やスタッフ。会場は、汐入駅前の市民活動サポートセンター、参加無料。日時は10月4日・11月8日・12月13日のいずれも日曜日、午後1時から4時。3日間とも同じ内容で実施する。
番組制作の体験も
ワークショップ形式で動画制作を支援している、NPO法人PC-ITVが講座を担当する。ネット動画の制作方法やその効果について学んだ後、市民活動サポートセンターの番組制作を見学。希望団体には、同センターが運用しているネット番組(市民団体紹介コーナー)でのPR収録も行う。応募者多数の場合は、見学のみ。
詳細・申込は、同法人ホームページ【URL】http://pc-itv.or.jp/ 問い合わせは、市役所市民生活課【電話】046・822・9699
商店街活性化に活用
追浜では商店会が主体となり、動画番組を用いた街の活性化に力を入れている。昨年2月、追浜駅前に設置された電子看板―デジタルサイネージ。追浜銀座通り商店会の運営で、名称は「おっぱまチャンネル」。ダンス動画や商店街店舗の紹介、「おっぱまの歌」のミュージックビデオ、サークルの活動PRなど、放映内容も多彩だ。
追浜コミュニティセンターでは、同商店会とのコラボ企画として、10月7日(水)・14日(水)に「プロに教わる動画撮影術」を実施する。講師は、「おっぱまチャンネル」に携わっている映像クリエイターの内田光太郎さんら。プロからビデオカメラの使い方や動画撮影のポイントを学ぶ。時間は両日とも午前10時から11時半。来月17日(土)に行われる「Y・フェスタ追浜」の様子などを撮影。動画はデジタルサイネージとインターネットでも放映する。
会場は同コミセン施設、対象はホームカメラを操作・持参できる人。参加無料、定員20人。28日(月)締切。詳細は追浜コミセン【電話】046・865・1145
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