県内各地区で行われた大会で上位に入った学校が参加する「神奈川県中学校駅伝大会」が7日、横浜市の八景島周辺コースで行われた。男女各58校がエントリー、市内からは先の市大会の上位各3校が出場した。
大津中男子はゴール直前で逆転劇を演じ、堂々の2位。今月29日に千葉県で行われる関東大会の出場権を獲得した。
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「2位で悔しい」―。選手6人と、服部径介監督は口を揃えた。先の市大会でこれまでを大幅に上回る大会記録を叩き出した同中。今大会目指していたのは、関東ではなく全国大会への切符が与えられる「1位」だった。
3千メートルで今年の全国大会に出場した内田隼太君(3年)が2区で首位に立ったが、3区で松林中(茅ヶ崎市)に抜かれ、以降は差を広げられた。「最後は意地」とアンカーの小野田慶吾君(3年)がゴール前で並走していた選手を振り切り、2位でフィニッシュ。優勝を目標としていた選手らにとって、満足いく結果ではなかったが「気持ちを切り替えて関東に挑みたい」と小野田君。最後の大会へ意識を高める。
鴨居・長峯君が区間新
鴨居中の5区長峯弘宇君(3年)が区間新記録、12人抜きの快走を見せた。
9月まではサッカー部に所属しており、駅伝を始めたのは「つい最近」。フォームはまだまだ粗削りながらも今回の記録に越川崇憲監督は「底知れない力を持っている」と将来への期待を込める。長峯君は「記録が出てきて楽しくなってきた。高校では駅伝をやりたい」と目を輝かせて話した。
市勢の結果は以下。
男子:13位 浦賀、20位 鴨居
女子:14位 久里浜、16位 大津、27位 追浜
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