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「劇団☆叶夢(かむ)here」 1日限りの"夢舞台"へ 高校生メンバー、さあ本番だ

文化

掲載号:2016年1月15日号

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「同世代や親世代に特に見てほしい」と話すメンバーと武藤さん(左上)
「同世代や親世代に特に見てほしい」と話すメンバーと武藤さん(左上)

 市内在住・在学の高校生で構成される「劇団叶夢(かむ)☆here」の公演が1月24日(日)、衣笠コミュニティセンターの体育館で行われる。同コミセン主催の講座で、総監督は岩戸出身の武藤寛さん(元劇団四季)。人間関係などに葛藤する女子高生が神の子と出会い、「ありがとう」の大切さを感じる等身大のオリジナルストーリーとなっている。立ち上げに携わった田村優佳さん(県立横須賀高校2年)=人物風土記で紹介=は「結成からあっという間だった。高校生が本気で打ち込む姿を見てほしい」と意気込む。

*  *  *

 昨年4月に同コミセンで行われた武藤さんらによる歌と語りのミュージカルを、田村さんが見たことが同劇団の始まりだった。息を飲む演技や胸を熱くする語りに夢が膨らみ、この経験を多くの同世代と共有したいとツイッターで投稿。学生向けの講座を企画していた同コミセンとつながり、武藤さんも含めた3者で発足した。8月のオーディションを経て、8校15人のメンバーが集結。田村さんが作り上げた脚本をもとに、9月から練習が始まった。

 高校生らは視線や表情の細部にまでこだわる武藤さんの要求に応えるため、努力を重ねた。当初月1〜2回だった練習予定は日を追うごとに増えていき、現在はほぼ毎日。「彼女たちのひたむきな姿勢に応えなければと感じた」と武藤さんも多忙なスケジュールの合間を縫って指導に当たった。

地域も協力態勢

 同劇団の活動には地域も協力の姿勢を見せる。劇中の使用曲は、衣笠商店街で和菓子店を営む三堀純一さんが提供。それを湘南学院高校の卒業生を含めた吹奏楽部らが演奏する。コミセンに続く衣笠十字路地下道には三浦学苑高校の生徒が製作した、ミュージカルを応援する作品が装飾されている。

 周囲の支えもあり、半年間活動してきた「劇団☆叶夢here」。「プロからの指導でとても成長できた」と主人公を演じる木村莉緒さん(同校2年)。劇団は24日で解散するため、今回が最初で最後の公演となる。一日限りの”夢舞台”はもうすぐだ。
 

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