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1月31日(日)まで開催中のグルメイベント「第3回安浦フェスティバル」を発案した 堤 貴稔(たかとし)さん 安浦町在住 43歳

掲載号:2016年1月29日号

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続けることに意味がある

 ○…「続けていくことが大事。ダメと思っても、1回で終わらせない」。にっこりと話す言葉に重みを感じる。今回で3回目となるグルメイベント「安浦フェスティバル」を発案。発端は「飲食店同士の繋がりと、僕らの世代が頑張らなければという決意表明です」。約200mの間にある8軒が共通のテーマ「地場野菜」に基づいたメニューを期間内のみ提供する。「トマトを使った大福、コロッケなど面白いものを揃えました」

 ○…田戸小、常葉中を経て三浦高校(現・三浦学苑)へ進学するも、中退。「当時はやんちゃしてて。モヒカンの髪型で軟式野球部に所属していました。顧問の先生が他の先生から注意を受けてしまうのが申し訳なくて、帽子が脱げなかった」と、ドラマ「ルーキーズ」さながらの高校時代を振り返る。その後「働くのなら、力仕事ではなく技術職に」と建設会社に就職し、22歳で独立した。

 ○…仕事後の1杯が美味しく、飲食店を何十軒も訪れた。「昔から食べるのが好きでした。給食も毎回おかわり。大人になってからは、作ることも楽しくなりました」。行きつけの店からは調理法を聞き出し、家で再現もした。「地元で飲食店を開きたい」。森崎にあった馴染みの焼き肉店店主に思いを打ち明けると、一般では手に入りにくい種別の「もつ」を譲ってくれた。安浦に「もつ鍋の店・温」を開店したのはそれから数年後のことだ。

 ○…「安浦は横須賀中央エリアの催しに参加しにくい地域なんです。でもそれを逆手にとり、『となりの安浦は面白いことをする新エリアだ』と思ってもらえれば」。同フェスティバルは昨年9月から始まり、11月に開催した前回は安浦港で捕れる市場で需要の低い「サメ」を各店舗でメニューにした。「次回は、アレンジしやすい餃子でいこうかなと。良いアイデアがあれば、気軽に提案してほしい」。堅実に前進する姿は、もはや「ルーキー」ではない。

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