手芸作家の秋園さん “男の手技”ご覧あれ 30日から久里浜で個展
手芸作家として活動する秋園圭一さん(久里浜在住)の個展「男の手芸」が5月30日(月)から湘南信用金庫久里浜支店4階ギャラリーで開かれる。
動物を模したリュックや、37本のファスナーを使ったジャケットなど、ユニークな作品を”男目線”で作り出してきた秋園さん。大学生の頃、手持ち無沙汰で始めたマフラー作りから全て自分で作る楽しさに魅力を感じ、手芸用品を扱う会社に就職。3年後に退職し、現在は久里浜の工房で創作活動を行いながら、教室なども開いている。
今回は約70点を展示。古着を裂いて織り直す「裂き織り」を用いた”リサイクル服”をはじめ、木工、洋裁にバッグまで多ジャンルの作品を披露する。
糸紡ぎから製作
「『最初から作る』を一つのテーマにした」と話す秋園さん。衣類は羊毛を購入し、糸車で糸を紡ぐところから製作。色付けにもこだわった。マフラーの鮮やかな青色は、藍の葉を育てて染めたもの。創作活動に使用した機織り機までも材木を組み立てて自前でこしらえた。「触ったりすることでより楽しめると思う」と秋園さん。糸車を扱う実演や体験なども行う。
入場無料。会期は6月5日(日)まで。時間は午前10時から午後5時まで(初日は午後1時から/最終日は午後3時半まで)。詳細、問合せは秋園さん【携帯電話】080・5048・0018
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