商業・交通の拠点として栄えた江戸時代の浦賀が舞台のオリジナル喜劇「浜の八兵衛人情暦」の公演が6月26日(日)、深田台の青少年会館で行われる。アマチュア劇団に所属する市民ら10人が出演する。主催するのは、今回のために立ち上げられた市民グループ「浜の隠居の会」。
物語は江戸に出向いていた主人公の八兵衛が故郷の浦賀に戻り、昔懐かしい居酒屋に立ち寄るところから始まる。奉行所の役人や知人の息子などとの出会いの中で繰り広げられる事件や恋模様などを描いた作品。幅広い年代に楽しんでもらえるように、歌や踊りを盛り込み演出も工夫した。
発起人は、演出を担当した横浜市在住の洞英治さん(71)。「子どもの頃に見た、観客と演者のほとんどが顔見知りで会場が一体となって楽しめる”村芝居″を再現したい」と以前から親交のあった作家の木村紀夫さん(日の出町在住)に話を持ちかけ実現した。舞台に選んだのは、奉行所や砲台などが築かれ賑わいをみせていた江戸時代の浦賀。「この町で次々に起こる人情劇を演出したかったから」と木村さん。
八兵衛役を演じる新谷健さん(60)は、「いろんな年代の人に見て欲しい。横須賀の盛り上がりにつながれば」と話す。
午後2時開演。入場料は500円。問合わせは木村さん【電話】046・825・5701
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