神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
横須賀版 公開:2016年8月5日 エリアトップへ

市民音楽の舞台 支え続け ショッパーズステージで25年

文化

公開:2016年8月5日

  • LINE
  • hatena
「レフレール」も演奏(直筆サイン入りピアノで)
「レフレール」も演奏(直筆サイン入りピアノで)

 市民による音楽活動やダンスの発表機会などを本町の「ショッパーズプラザ横須賀」特設ステージで提供し続けてきた「よこすかアーティストドットコム」が今月1日、設立から25周年を迎えた。これまで約1万7千人のステージを演出している。今年は年間を通して周年を記念したイベントを展開中。多くの市民らが出演し、節目に花を添えている。

総出演者数延べ1万7千人

 同団体は、ショッパーズ2階のセンタープラザステージを拠点に活動。100人近くのボランティアスタッフが運営に携わっている。

 ショッパーズがオープンした1991年当時、市内にオープンスペースでライブのできる環境がなかったことを憂いていた地元音楽家有志らが、同店にステージの設置と使用を直談判。当初は1カ月間のみという条件付きで始まったが、蓋を開けると日替わりで行われるコンサートが好評を博し、観客は200人を超えることもあった。その後は毎週末、同団体に加え、市民アーティストらを迎えて、表現の場を提供してきた。

 これまでのステージ開催は約7000回を数え、総出演者数は1万7千人、観客動員数は175万人に上る。市内出身兄弟ピアノデュオ「Les(レ) Frere(フレール)s」など国内外で活躍する音楽家もここで経験を積んで巣立っていった。近年はキッズダンスや学校の音楽系部活による演奏披露の場としても活用されている。発足に携わり、同団体の代表を務める小島英治さん(51)=人物風土記で紹介=は「若者からシニアまで多世代の人にとって、自分たちの音楽を披露できる拠点として、今後も舞台を提供していきたい」と話している。

 今年は25周年イヤーの企画として、規模を拡大したイベントを東日本大震災から5年を迎えた復興支援に合わせて行ってきた。11月25日(金)には、よこすか芸術劇場でコンサートを実施する。同団体にゆかりあるアーティストが多数出演する予定で、節目を祝う。

横須賀版のトップニュース最新6

スペース活用で創業応援

安浦町

スペース活用で創業応援

時間貸しのカフェ・オフィス

4月19日

「市民開放エリア」整備

横須賀火力発電所

「市民開放エリア」整備

音楽ライブやスポーツ利用

4月19日

官民連携で食糧支援

横須賀市

官民連携で食糧支援

規格外野菜を子育て世帯へ

4月12日

「最後の海軍大将」を偲ぶ

長井

「最後の海軍大将」を偲ぶ

私設図書館に井上成美ゆかり品

4月12日

災害時トイレ備蓄拡充

横須賀市

災害時トイレ備蓄拡充

車いす対応など課題も

4月5日

「くらしやすさ」全面発信

横須賀市定住政策

「くらしやすさ」全面発信

子育て世代向け新サイト

4月5日

あなたの街の植木屋さん ハロー・ガーデン

土日祝OK!見積り・出張費0円!1本からでも対応します!

<PR>

あっとほーむデスク

  • 4月19日0:00更新

  • 4月12日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

横須賀版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

横須賀版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月23日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook