「食」を通した健康づくりの提案と地場食材のPRを目的に、横須賀商工会議所では「健康食堂プロジェクト」と銘打った取り組みを展開している。これの実践策として、緑ヶ丘女子高校(緑が丘39)の料理部との連携で”健康レシピ”の開発に着手。同プロジェクトのアドバイザーを務める料理研究家の長谷川りえさん(野比在住)の助言を得ながら数種のメニューを手掛ける。完成したものを市内の「健康食堂」認定店で提供していく方向だ。
同プロジェクトでは、毎日の食事バランスを考えるきっかけを提示している飲食店を「健康食堂」と認定。現在、市内に15店あり、それぞれが提供しているメニューの栄養バランス表示などを行っている。
緑ヶ丘女子高校とのコラボで進めている今回の企画はその発展形態。料理部のメンバー23人が横須賀食材を用いたオリジナルメニューの開発に挑んでおり、カツオのタタキを具材にしたハンバーガーやシラスやサバを用いたシーフードピザなどの”健康レシピ”を近く発表する。商議所ではこれを再現して提供してくれる飲食店を募り、健康食堂のコンセプトとともに秋頃をめどに一斉展開させる。
同部で部長を務める上条由美子さん(3年)は、「横須賀の食材の豊富さを知る機会となった。料理店で提供されるとなればレシピづくりにも力が入る」とコメント。顧問の石郷岡秀子教諭も「普段の活動の枠を越えた発展学習で意義ある取り組み」と述べた。
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