社会現象を巻き起こしているスマートフォン用ゲーム「ポケモンGO」を利用して横須賀の活性化を考える市民ユーザー同士の意見交換会が今月5日、小川町のヨコスカテラスで開かれた。主催は学生団体などの運営に携わる大学院生の竹田和広さん。
参加したのは高校1年生から若手社会人までの”ポケモン世代”。当日はゲームの現状と、先日吉田雄人市長が「ポケモンGO」積極活用の意を示した「ヨコスカGO宣言」の内容を共有してから、各々のアイデアを出し合った。
特に参加者から賛同を得たのが「虫取り大会」の案。猿島を1日限定で”ポケモン島”として、コスプレした参加者らが制限時間内に捕獲したポケモンの大きさを競い合うというもの。話題性もあり、集客が期待できるとする声が上がった。他にも、現時点では実現が難しいとしながら「ご当地ポケモン」の出現による民間と連携したグッズ販売なども賑わい創出のきっかけになるのではないか-など数多くのアイデアが出された。
竹田さんは「横須賀ならではの発想が若い世代からたくさん出て良かった」と意見交換会を振り返った。「今回出された案は市長に持っていきたい」としており、民間事業者と連携しながら、実現に向けて動いていくという。
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一方、市では既にゲーム情報と観光案内を示したマップを作製しており、今後はイングレスの仕組みを応用したスタンプラリーなどの検討も進めている。
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