横須賀市体育協会は次世代を担うジュニアアスリートの強化を目的としたアカデミーを開講する。市内在住・在学の小学6年生・中学1年生を対象としており、レスリング・新体操・ライフル射撃・セーリングの4種目でトップアスリートの養成に力を入れる。
同協会では9月中に対象学年へ募集要項を配布しており、10月から各種目の体験・面接を随時実施。選考を経て11月から本格的な指導に当たっていく。練習は週に1回のペース(セーリングのみ月2回)で期間は2018年3月末までの1年半。同協会に所属する指導者らが技術を伝える。同協会の担当者は「専門的な指導により、市内から大きな大会で活躍できるような選手を輩出していけたら」と話している。
土壌のある競技軸に
この4競技はすでに市内で整った環境があるものや実績を残している種目。ライフル射撃は県内に2カ所しかない競技場が神明町のくりはま花の国内にある。同施設を拠点にするマティウス剣選手(湘南学院高校1年)が昨年、史上最年少で国体出場を決めるなど、施設の充実が好成績に結びついている格好だ。セーリングの練習会場となる和田長浜海岸も競技に適した風が吹き、環境が整っている。
レスリングは先月の世界大会に市内出身の奈須川良太選手が出場し、開催中の国体にも4選手が選出されるなどレベルが伝統的に高い。新体操ではインターハイに3年連続で出場経験のある緑ヶ丘女子高の指導者が今回のアカデミーで指導にあたるなど、各種目で地の利を活かして、アスリートを養成していく。
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