横須賀版 掲載号:2016年10月7日号 エリアトップへ

競輪選手を目指して自転車競技に取り組む 大橋 皐慧(こうえい)さん 鴨居在住 17歳

掲載号:2016年10月7日号

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プロへの道 自転車で駆ける

 ○…夏に行われた県大会で成年男子も含めて1位に輝いた。本格的に自転車競技を始めて3年目、結果が伴うようになってきた。国体の県代表に決まった嬉しさもあったが、見据えているのはその先。10月末に行われる試験に合格してプロ選手になること。そのために、津久井浜高校へ入学後自ら部を創設。1人で練習に励み、試合に臨んでいる。

 ○…小学生の頃、どの習い事も長くは続かず。鴨居中では強豪の吹奏楽部に入部して周囲との温度差に悩んだ。2年生の時、ロードバイクを親に買ってもらうと部活そっちのけで走る楽しさに目覚めた。近所のサイクルショップには50歳前後の愛好家らがおり、休日は一緒に箱根まで往復130キロの長旅。「女子に囲まれて肩身狭く演奏するより、おじさんたちと自転車で駆ける方が性に合った」。そんな”仲間”たちから「プロになってくれたら嬉しい」の一声。何事も「なんとなく」だった少年が大きな夢を抱いた瞬間だった。

 ○…強豪私立への進学も検討したが、学費などを考慮して県立の同高へ入学した。環境が整っていないことは百も承知。入学式の日から担任に直談判した。「自転車部を作ってください」。返答は「3〜5年の同好会活動が必要」。それでは遅いと頭を抱えた。そこで力になってくれたのが両親。一緒に頭を下げてくれたこともあって、1年冬から1人だけの自転車部が創設、各大会への出場が可能となった。放課後は三浦で、休日は川崎の競輪場で朝から晩までペダルを漕ぎ続ける。

 ○…競輪学校の試験まで1カ月を切った。「そのことで頭がいっぱい」と期待と不安が入り混じった苦笑い。念願だった国体の「県代表」辞退も真剣に考えたほど、今「自分」の状況は切羽詰まっている。試験で重要視されるスピードの強化、慢性的に痛みが出る膝のケア、本番に向けたコンディション調整…。時は迫る。「競輪選手」の夢へ、今は1分、1秒が惜しい。
 

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