「ボリューム満点でおなか一杯」「お店のメニューを食べているみたいだった」。
今月7日の鴨居小学校での給食、児童らは口々に食べた感想を言い合った。この日は自校献立の日。出てきたのは「鴨居小バーガー」と名付けられたフィッシュバーガーだった。
調理員や栄養士が作る際に参考にしたのが、地元観音崎にある「夢Dream食堂」で販売されている地場産のフィッシュバーガー。3年生が総合学習の時間で、地域探検に出かけるなど交流があった。実際に先生や児童らが同バーガーを食べ、反応が良かったこともあり、「これを小学校でもできたら」と栄養士の納谷みのりさんが中心となって、給食メニューに仕上げた。もっとも今回は全校児童ら合わせて約500食が必要だったため、全て地場産を使う”本家”の再現には至らなかったが、新倉邦子校長は今回の経緯を書いたプリントを配布したことに触れ、「食育にもつながったと思う」と手応えを話した。
3年生は今後も同食堂と地域交流を深め、チラシや簡単な新聞作りなども計画しているという。
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