一握りの選手しか立つことができない高校野球の聖地「甲子園」で「横須賀」の文字が初めて躍った―。これまで市内出身選手が市外の学校で本大会などに出場してきたケースはあったが、横須賀の高校としては過去に例が無かった。
記念すべき1人目となったのは県立横須賀高校野球部OBの馬賀椋平さん(22)。今月5・6日に行われた「マスターズ甲子園」に神奈川県選抜の一員として出場。同校のユニフォームを身に纏いセカンドのポジションでプレー、打席にも立った。
同大会は高校野球をプレーしたOBなどがチームを組んで、球児の夢舞台である甲子園で野球する機会を提供するもの。
県選抜は予選会に出場したチームから1〜2人ずつ選出。今年から参戦した県立横須賀高校OBチームにも1枠が与えられていた。馬賀さんは「大先輩たちが貴重な機会を譲ってくれた。小学校からやっていた野球の夢を叶えられて嬉しかった」と満足そうに話した。
打席の結果はショートゴロ。市勢初ヒットは次回に持ち越しとなった。
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