タウンニュース社が、若年層の政治意識を高める目的で開設しているwebサイト「政治の村 Students」に、横須賀の学生団体「スカペンコ」が参加することになった。同団体は今後ネット上で身近な政治の話題などを学生目線から発信していく。
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参議院議員選挙に合わせて昨夏に開設された「政治の村 Students」。現在は東海大学の学生3人が政治に対する意見発信や、18歳選挙権と絡めて、高校生にインタビューをした様子などを掲載している。
新たに運営に加わる「スカペンコ」は「若者と政治をつなぐ」をコンセプトとする市内の学生団体。主な活動としては学生政策コンペを2年前から実施。有識者らを審査員に招き、最も評価が高かったチームに市長へ提言する機会を設けている。同コンペから、地域愛の醸成を目的としたファッションブランドの「ヨコスカネイビーパーカー」などが生まれている。
出前授業など企画
現在主な活動メンバーは、代表を務める竹岡力さん、澤村和貴さん、鈴木優維さん(以上大学4年)、大井麻奈美さん(同1年)の4人。既に同団体が主催する2月の「学生まちづくりコンペ」の進捗状況などの活動報告をブログで発信しており、今後は市内で活躍する社会人を対象にしたインタビューも企画。社会人と学生、双方向から身近な制度など政治に関連した話題をネット上で発信したいという。
また、吉田雄人市長への市政方針の聞き取りや公開討論会の実施も目指す。これから有識者になる世代へのアプローチとしては、若者世代向けのマニフェストを周知する場や、市内の高校へ選挙啓発の出前授業なども設けたいとしている。
竹岡力さんは『Students』参加について「政治に対して関心が低い傾向のある若い世代にも、見てもらえるようなサイトにしていきたい」と話している。
【URL】http://seijinomura.townnews.co.jp/students/
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