神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
横須賀版 公開:2017年1月20日 エリアトップへ

ギターリストシンガーとして市内を中心に活動している 目黒 寿安(じゅあん)さん 浦賀丘在住 41歳

公開:2017年1月20日

  • LINE
  • hatena

「心地よい」音楽を聴衆へ

 ○…ジャズ、ポップス、フォーク、それぞれが均等に交じり合った「ゆるやかでおしゃれなサウンド」をギターと弾き語りで表現。心地よさを追求して聴衆に届けている。市内に拠点を置いて、10年弱。今年に入って自身4枚目のCDをリリースして、来月にはワンマンライブが控えるなど、着々と活躍の場を広げる。

 ○…独自の音楽スタイルはアメリカで培われた。高坂小に通っていた5年生の終わり、物流関係の会社に勤める父の転勤が決まった。行先はロサンゼルス。抵抗を覚えたが、海を越えた先では意外と順応。そこで「音楽」に出会った。街に溢れるミュージシャン、1日中放送される音楽チャンネル。初めてテレビで見たマイケルジャクソンのかっこよさは自身の原点だ。ギターをはじめ、ドラムにチューバー。音楽三昧の学生時代。大学に入学後はジャズギターでバンドグループを結成。バック演奏などで収入も得られるようになっていった。

 ○…20代半ば、活動の拠点をジャズの聖地ニューヨークに。世界中から集う猛者達に囲まれ、自分の音楽を見直した中、現在のスタイルに落ち着いた。そして「タイミングを感じた」と20年ぶりの帰国。アメリカ土産の技術を引っ提げて自信満々に受けた最初のコンテストではまさかの地区予選落ち。「ショックは大きかった」が小さなライブで腕を磨き続けると、1年半前に行われたギターコンテストで日本一に。昨秋には約3千人が出場した音楽イベントでファイナリストに名を連ねるなど、実績を積み上げている。「だんだん理想に近づいてきた」

 ○…日米で過ごした時間は約半分ずつ、感じたのは「多くの日本人は心の内を表現する、海外で育った私は外に飛び出てくるものを歌う」と独特の言い回し。音を届けたい先は聴衆の耳ではなく、心に。そしてできるだけ多くの人に。それがアメリカ育ち、「ギターリストシンガー」の想いだ。

横須賀版の人物風土記最新6

佐久間 大輔さん

大阪市立自然史博物館の学芸員を務める

佐久間 大輔さん

三春町出身 56歳

3月29日

新谷 健(たけし)さん

娯楽劇を演じる市民劇団「浜の隠居の会ぷらす」の代表を務める

新谷 健(たけし)さん

鴨居在住 68歳

3月22日

山田 裕子さん

鉄道ファンコミュニティ「よこすか子鉄くらぶ」を主宰する

山田 裕子さん

野比在住 49歳

3月15日

岩間 道夫さん

横須賀災害ボランティアネットワークの会の代表を務める

岩間 道夫さん

鴨居在住 74歳

3月8日

麦島 康友さん

空き家を再生して民泊施設をつくりだすプロジェクトを立ち上げた

麦島 康友さん

浦賀在住 43歳

3月1日

杉村 大豪(たいご)さん

市町村の代表選手で競われる「かながわ駅伝」で2区区間賞を獲得した

杉村 大豪(たいご)さん

林在住 15歳

2月23日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 3月29日0:00更新

  • 3月22日0:00更新

  • 3月15日0:00更新

横須賀版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

横須賀版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月29日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook