京浜急行電鉄は今月16日、東京大学と三浦半島エリア活性化の具体策を検討する共同研究契約を締結したと発表した。
「三浦半島でしか体験できない”コト”の創出」を掲げ、観光を軸とした地域のにぎわいづくりのアイデアをまとめるもので、プロジェクトでは東京大学大学院情報学環特任助教の安斎勇樹さんが進行役を務め、地理学やまちづくりに造詣の深い今和泉隆行さん、ライター・編集者として活躍するモリジュンヤさんら有識者のほか、京急グループの若手社員が参加。現地調査やワークショップなどを通して、半島の価値や魅力、課題を発掘し、特定のターゲット層に対するアプローチ方法や活性化のアイデア、「三浦半島を楽しみ尽くす1日のストーリー」などを作成する。研究成果はコンセプトブックとして今年度末に発表する予定で、京急グループ内で順次事業化も視野に入れて取り組む考え。
同社では2020年までの中期経営計画の重点テーマの1つに「都市近郊リゾート三浦の創生」を推進。新たな観光の拠点づくりをはじめ、鉄道・バス・タクシーなどとの連携で回遊性を高め、三浦半島の観光活性化の基盤づくりをめざしている。
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