日本の国土の特徴と言えば、四方を囲む海。はるか昔から、食の恵みだけでなく、人とモノの交流・交易の場にもなっている。そして、芸術の分野でも、多くの作家が『海』を題材に創造の世界を広げてきた。今月8日(土)から横須賀美術館で始まる企画展は「美術でめぐる日本の海」。芸術作品や造形物から、4つのテーマで日本人との関わりを紹介していく。
これまで、海はどのような場面で描かれてきたのか。会場では、歌川広重・歌川国芳の浮世絵、海辺の風景や波の表情を描いた日本画や船好きとして知られたイラストレーター・柳原良平さんの原画、捕鯨文化を現した資料や作品を展示。入口では大漁旗も出迎える。海に関する絵本約50冊も自由に閲覧できる。会期は8月27日(日)まで。
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■ワークショップ「ミニ大漁旗染付体験」三富染物店(三浦市)の三冨さんが染付を実演。下地(のりおき)に、参加者が自由に色付けをし、ミニ大漁旗を作る。7月30日(日)午後1時から。対象は小学生とその保護者20人(抽選)、参加費 1人1000円。申込はワークショップ名と代表者の氏名、住所・電話番号、参加者全員の氏名・年齢を明記し【メール】art-event@city.yokosuka.kanagawa.jpへ。15日(土)必着。詳細は同館【電話】046・845・1211
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