横須賀美術館で開催されている「編んだ〜わーるど展」に関連したライブパフォーマンスが、先月29日に行われた。
作品を出展している編み師の203gow(にいまるさんごう)さんをリーダーに、公募で集まった約15人の「あみこみ隊」が、同館エントランスにある吹き抜け螺旋階段の手すりを編んで装飾。側面は、タコやマンボウ・カンパチ・エイ・シイラなどの”編み魚”8体がぐるりと取り囲んだ。手のひら大の「モチーフ」を繋ぎ合わせたもので、白を基調とした館内に映えるポップな色遣いに仕上がった。
参加者は事前の2回のワークショップを経て、当日は半日かけて取り付け。少しずつ形になっていく様子を”ライブ”で見られるとあって、足を止めて写真を撮る姿も見られた。
「あみこみ隊」のひとり、市内在住の佐藤桐子さんは「大好きな編み物で、同じ趣味の人とも交流できて楽しかった。思いおもいに編んだものが、こんな大きな作品になって嬉しい」と話した。「自分の作品を美術館に展示する喜びも感じてもらえてよかった」と203gowさん。装飾された階段は、同展会期中の10月1日(日)まで公開している。
親子ワークショップも
展示にも使われた毛糸の「ミニミニあみたまクラゲ」を作る親子講座が9月2日(土)に行われる。小学生とその保護者が対象で、参加費1人300円。午前11時・午後2時・3時半、各回20人で当日先着制、整理券は午前10時から配布する。
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