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チャリティーミュージカル 「支援の輪」広がれ 米で心臓移植、学生ら呼びかけ

社会

掲載号:2017年8月18日号

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熱を帯びる稽古。監修を元劇団四季俳優の武藤寛(左から2番目)さんが務める
熱を帯びる稽古。監修を元劇団四季俳優の武藤寛(左から2番目)さんが務める

 重い心臓病と闘い、米国での移植手術を待つ森崎在住の岡崎雫(しずく)さん(森崎小2年)の支援の輪を広げようと、地元の高校生・大学生が立ち上がった。渡米して手術を受けるために必要な、3億1千万円の募金活動の周知を目的としたチャリティーミュージカルを開催する。企画しているのは「劇団☆叶夢here(かむひあ)」。8月20日(日)に横須賀総合高校SKYアリーナ(久里浜6の1の1)で1夜限りの公演を行う。終了後に募金協力も呼び掛ける。

 同劇団は2年前、舞台に立ちたいと願う若者の夢を叶えようと、衣笠コミュニティセンター主催の演劇講座から誕生した。立ち上げには、雫さんの父親である俊哉さんが深く関わっており、昨年と一昨年の公演の成功を影から支えた。

 当時高校生だったメンバーの中には、劇団の活動を通じて将来の夢や目標を明確化し、音楽やミュージカルを専門的に学ぶ進路選択をした人も多数いる。今回の公演で脚本を担当している田村優佳さんもその一人で「(当時)演劇の世界を志していたが、両親に言い出せずにモヤモヤした気持ちを抱えていた。劇団に参加したことで自信を持てるようになり、本心を打ち明けることができた。岡崎さんは背中を押してくれた大切な存在」と感謝する。春頃に雫さんが闘病生活を送っていることを知り、手伝えることを思案した結果、チャリティー公演に行き着いた。今年は同劇団での活動を予定していなかったが、想いを共有するメンバーが集まり、急きょ発表の場を用意した。限られた時間の中で練習に励んでおり、高野瑠音さんは「岡崎さんへの感謝の気持ちを込めて精一杯表現する。雫ちゃんの支援の輪を広げる一助になれば」と願いを話した。

 今回演じる「アスパラガス ─今でなければ─」は、感謝の気持ちの大切さを伝えるオリジナル劇。命に対して感じたことも新たに盛り込むという。時間は午後7時開演。入場自由。

 問い合わせは「しずくちゃんを救う会」【携帯電話】080・6137・2247

移植手術が唯一の道

雫さん=写真=は、難病の心筋症と致死性不整脈を患いながら、懸命に生きている。心臓移植以外の延命の道はないと医師から宣告されており、両親の友人らを中心とした「しずくちゃんを救う会」が募金活動を展開中。

 

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