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しびれ【1】 一過性以外は放置しないで 取材協力/ゆたか整形外科
「しびれを生じる病気は多数あり、『寒さに当たっただけでしびれた感じになる』など自覚症状にもさまざまあり、すぐに原因がわからないものもあります」とゆたか整形外科の川名院長は話す。上肢のしびれについて聞いた。
上肢の場合は、まずはしびれ方や持続時間、部位・範囲、発現肢位などによって、原因をつかんでいくという。朝眼が覚めたときに体の下にあった手がしびれてすぐに治るなどは、一時的に神経が圧迫されたり血行が悪くなったためで心配ないが、しびれが持続し範囲が拡大したり、痛みや運動障害を伴う場合は問題となる。整形外科的に手指のしびれを生じる疾患は手根管症候群、肘部管症候群、橈骨神経麻痺等があり、上腕から手にかけてのしびれはヘルニア、頚椎症や脊柱管狭窄症等の頚椎由来のものが多い。頭痛、めまいや顔面症状等を伴うものは神経内科疾患、脳血管障害や脳腫瘍などの疑いもある。
「しびれは大病のサインの場合もあり、一過性以外は放置せず専門医に相談を」と川名院長は話している。
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