神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
横須賀版 公開:2017年10月27日 エリアトップへ

市中学駅伝 男子 鴨居が粘り勝ち 女子は大津が4年ぶり

スポーツ

公開:2017年10月27日

  • LINE
  • hatena
アンカーの竹下奏大君
アンカーの竹下奏大君

 市内24の中学校で競われる駅伝競走大会が今月21日、国道16号線の馬堀海岸で行われた。男子は鴨居が39年ぶりに優勝、女子は大津が制した。これに加え、男子は池上と追浜、浦賀、女子は鴨居と神明が11月4日(土)に横浜市の八景島で行われる県大会に出場する。

 激しい雨の中、鴨居と池上がデットヒートを繰り広げた男子。5区を終えた時点で、2位鴨居が1位池上を1秒差で追う展開となった。勝負を決めたのは昨年のメンバーでもある竹下奏大君(3年)。「みんなで必死に繋いだ襷。負けたくなかった」と区間賞の走りで優勝のゴールテープを切った。監督の越川崇憲教諭は「1区と6区の走りが大きかった。1年生の時から陸上部で見ていただけに、2人の走りは安心してみることができた」とレースを振り返った。大会の専門部長を務めた外村公一教諭(浦賀中)は「終盤にかけて粘り強さが際立っていた」と鴨居を称えた。

悔しさ糧に全国へ

 アンカーの竹下君を含め昨年のメンバーが6人中4人を占める鴨居。「1位で県大会に進みたかった」と前回大会4位の悔しさをにじませたのは、激戦の1区で区間賞の見事な走りを見せた小城原悠太くん(3年)。キャプテンとしてチームを牽引してきた。

 目指すは全国大会出場―。昨年、4連覇を果たした大津が県大会3位という結果を残して関東大会に進出していることを受け「喜びよりもプレッシャーを感じている。横須賀の代表として恥のないレースを見せなければ」と越川教諭。

 女子は、5人中3人が区間賞を獲得する安定したレース運びで、大津が4年ぶりの優勝を果たした。昨年15位に終わった雪辱を果たす結果となった。

 勝利のポイントとして選手と顧問らが揃って話すのが、昨年のメンバーでもある1区の横山珠希さん(3年)の走り。「1位が見える位置で襷を渡したかった」と、各校のエースが揃う1区で堂々の4位で繋いだ。「1区での踏ん張りがチームに勢いを与えてくれた」と同じく前回大会を経験している2区の森西萌花さん(2年)。顧問で、自身も中・高・大と全国レベルで活躍していた上野泰加教諭は「横山さんを含め3年生が、練習やレースで後輩たちを鼓舞する姿が印象的だった。精神面でもチームを引っ張っていた」と称えた。

1年生が区間賞

 3区を任されたのは、5人のメンバーの中で唯一の1年生、中島亜理紗さん=写真中央。「練習でのタイムが安定している」と評価されメンバーに選出された。2位で襷を受けると、区間賞のタイムで1位と16秒あった差をぐんぐん詰め、トップで4区へと繋いだ。プレッシャーをものともしない思い切りのいい走りで優勝に大きく貢献した。「本番で期待以上の結果を出してくれた」と上野教諭。中島さんは「練習以上の走りでタイムを縮めることができた」と笑顔で話した。

優勝した大津のメンバー
優勝した大津のメンバー

横須賀版のローカルニュース最新6

豆力士、土俵で奮闘

わんぱく相撲 横須賀場所

豆力士、土俵で奮闘

4月23日

「ピンクリボン」チャリティー講演会

エコやぎさんたら元気に食べた

エコやぎさんたら元気に食べた

環境にやさしい除草活動

4月23日

長井一帯を会場に

長井一帯を会場に

地域有志のフリマ企画

4月21日

猿島往来に「黒船」

猿島往来に「黒船」

トライアングル 新造船就航

4月20日

武者行列にあわせ新御城印

武者行列にあわせ新御城印

甲冑や旗など意匠に

4月19日

あなたの街の植木屋さん ハロー・ガーデン

土日祝OK!見積り・出張費0円!1本からでも対応します!

<PR>

あっとほーむデスク

  • 4月19日0:00更新

  • 4月12日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

横須賀版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

横須賀版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月23日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook