神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
横須賀版 公開:2017年10月27日 エリアトップへ

県政報告 障がい者の教育環境整備を

公開:2017年10月27日

  • LINE
  • hatena

 私は先の「県議会第3回定例会」代表質問で障がい者の教育支援のひとつとして、県立高校における「インクルーシブ教育実践推進校」の拡大について質問しました。

 県教育長からは、「県立高校改革の一環として受け入れ体制を強化させる」との答弁を引き出しました。そして2020年以降に新たに10数校が指定される見通しとなりました。

*  *  *

 インクルーシブ教育とは、障がいの有無にかかわりなく、生徒が希望する学校、学級で学べる教育施策です。

 昨年度、「教育実践推進校」に指定された茅ヶ崎、厚木西、足柄の3校では今年4月に31人の障がいを抱える生徒が入学しており、必要な支援を受けながら充実した高校生活を送っています。

 ただ現時点では、通学できる生徒は一定の地域に限られており、「教育実践推進校」のない地域の保護者や中学校の現場から、早期拡大を望む声が県教育委員会に寄せられていました。

 県民のニーズや関心の高さから、私は「共生社会の実現」に向けて積極的に取り組む必要があると、早期の拡大を求めました。同時に、生徒が安心して過ごせる校内環境の整備充実の必要性も提言しました。

 これらを踏まえ、県は対象となるすべての生徒が通える範囲に少なくとも1校を整備する方針を固めました。具体的な学校名は来秋に公表するとのことです。

 加えて、第2質問で取り上げた「通級指導」(※)の導入については、「来年4月から県内で3校を選定すべく、調整を進める」との回答がありました。 

 今後も地域の皆さまのご意見・ご要望を議会に反映させるべく、しっかりと取り組んで参ります。

 ※軽度の障がいがある児童や生徒を対象に、一時的に別室で特別な指導を行う
 

亀井たかつぐ

http://www.kameisite.com/

あなたの街の植木屋さん ハロー・ガーデン

土日祝OK!見積り・出張費0円!1本からでも対応します!

<PR>

横須賀版の意見広告・議会報告最新6

安全・安心で希望の持てる社会へ

県政を身近に 県政報告

安全・安心で希望の持てる社会へ

神奈川県議会議員 井坂しんや

3月29日

みんなで考えよう原子力空母のこと

3000人市民アンケートにご協力を!

みんなで考えよう原子力空母のこと

3月29日

一般質問に初の登壇

県政報告【9】

一般質問に初の登壇

神奈川県議会議員 永井まさと

3月22日

能登半島地震からの教訓

県政報告

能登半島地震からの教訓

神奈川県議会副議長 亀井たかつぐ

3月8日

市内医療の進むべき道は?

久里浜への病院移転まであと1年

市内医療の進むべき道は?

講演会が3月20日

3月8日

不登校は社会の課題

県政報告【8】

不登校は社会の課題

神奈川県議会議員 永井まさと

2月23日

あっとほーむデスク

  • 4月12日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

  • 3月29日0:00更新

横須賀版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

横須賀版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月17日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook