横須賀版 掲載号:2017年11月24日号 エリアトップへ

管理栄養士、国際薬膳師で薬膳の普及に取り組む 石渡 千代さん 池上在住 

掲載号:2017年11月24日号

  • LINE
  • hatena

薬膳で心身豊かに

 ○…演台に貼られた名前は「千代先生」。普段からそう呼ばれているという。先日行った若手農家とのコラボイベントでは、薬膳の視点から地元みかんの魅力や効能を熱く語った。

 ○…「食」を意識し始めたのは学生の頃。自作のシチューを家族に褒められたのが、関心を持つきっかけ。その感激を胸に、「手に職をつけるなら管理栄養士に」と進路を決めた。病院や保健所で勤務し、薬膳に出会ったのは30年ほど前。食材の持つ陰陽の力や五行、節気、生薬との相性、身体への効果を学んだ。「例えば、大根でも上下の場所によって、持っている”力”は違う」。栄養価や数字の組み合わせだけはない食の世界を「知ってしまったの」とほほ笑む。その”養生”のおかげで、悩んでいた花粉症も気付くと軽くなっていた。

 ○…中医学や薬膳という言葉は、まだまだ「難しい」という印象を持たれている。それを身近な食材で親しんでもらえるよう、地域で講習会を開き、精力的に活動する。市内の教え子たちと作ったグループ「さんざし」では、ランチのお店も期間限定で開業。監修したレシピ本は、1千冊を完売し再販となった。「地元の仲間が盛り立ててくれて嬉しい」とニッコリ。季節や食材の旬、使う部位など必要な知識を広めるだけでなく、力を入れるのは、地場産物の活用。摘果の青みかんもその一つ。「食材のパワーを増やす食べ方を知れば、生活がもっと豊かになるはず」という想いを込める。

 ○…大学生から2歳まで孫は9人。娘が悪阻に苦しんでいた際は、症状を聞き取りながら、あの手この手。持っている知識をフル活用して「無理して食べなくても、力のある食材を活かす」ことに注力。食で家族を支えてきた。気や心にも作用する薬膳を「探究心を掻き立てられる」と表現する姿は研究者のよう。「身体の声を聞き、食べることの素晴らしさを伝えたい」。”伝道師”として、まだまだ奔走が続きそうだ。

横須賀版の人物風土記最新6

中山 友里さん

MOS世界学生大会2022の「Word部門」で日本代表選考優秀者に選出された

中山 友里さん

根岸町在住 21歳

8月12日号

永原 煌子(きららこ)さん

「全国高等学校ビブリオバトル」の神奈川県予選で優勝した

永原 煌子(きららこ)さん

県立横須賀高校在学 17歳

8月5日号

大和(おわ) 晴彦さん

BMX競技で世界に挑む期待のホープ。強化指定選手として次期五輪もめざす

大和(おわ) 晴彦さん

湘南鷹取在住 20歳

7月29日号

加藤 和之さん

ピースネットワーク横須賀orizuru代表で被爆体験の伝承活動を展開する

加藤 和之さん

米が浜通在住 50歳

7月22日号

山田 佳花(よしか)さん

全国高等学校総合体育大会(インターハイ)女子5000m競歩に出場する

山田 佳花(よしか)さん スポーツ

佐原在住 18歳

7月15日号

山本 洋志さん

「横須賀古地図くらぶ」共同代表で歴史講座を開く

山本 洋志さん

馬堀海岸在住 58歳

7月8日号

本まぐろ直売所

豊洲市場を仕切る大卸ならではの品揃え。8月5日~15日は毎日営業

https://www.yokosuka-honmaguro.com/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 8月12日0:00更新

  • 8月5日0:00更新

  • 7月29日0:00更新

横須賀版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

バックナンバー最新号:2022年8月12日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook