横須賀版 掲載号:2018年1月5日号
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第4期所蔵品展 多彩な表現 横須賀の芸術家

文化

 横須賀美術館(鴨居4の1)に収蔵している作品―いわゆるパブリックコレクションのうち、横須賀・三浦半島にゆかりのある作家の特集展示が、昨年末から催されている。同館で年4回行われている所蔵品展で、今回は「横須賀のアーティスト」を特集したもの。地下展示室を会場に、絵画だけでなく写真や版画、立体作品など計100点余りが並ぶ。

 会期のうち前期は2月4日(日)まで、後期は4月1日(日)までで、一部作品の入れ替えがある。

ゆかりの作家28人

 日本の美術史に名を残す著名な作家から新進気鋭のアーティストまで総勢28人。横須賀で生まれ育った・創作拠点にしていた・この街を作品の被写体にした―など、その”縁”はさまざま。制作年も明治期から近作まで多様だ。

 その中で、朝井閑右衛門(油彩)の作品は展示室4に約20点。逸見出身の木村利三郎(シルクスクリーン)は2014年に没後、遺族からの寄贈により、同館の収蔵作品となっている。ほかにも、中央公園のデッカー司令官胸像を製作した彫刻家・川村吾蔵の「トルソ」や、大津町出身で同館の初代館長を務めた島田章三の油彩など、横須賀美術界の多様な姿を見ることができる。

 また、1960年代の横須賀港で、原潜や空母の入港を写し出した写真家・浜口タカシさんの作品も、「シルク・ポートレイト」の特集展示室内で紹介する。

 現在活躍する作家の近作も注目されている。浦賀出身の井上裕起さんは、サンショウウオをモチーフにした立体作品に、刺青のような彩色デザインなどで海外からも脚光を浴びる。今回は、FRP(繊維強化プラスチック)やウレタン塗料を用いた「salamander[F1]/個人蔵」で同館初展示となる。また、市内在住の安木洋平さんは、色の面をコラージュのように重ねた抽象絵画を出品している。

アーティストと語る

 関連イベントとして、この2人の「アーティスト・トーク」を開催。井上さんは2月11日(日)、安木さんは3月10日(土)。また、2月12日(月)は磯見輝夫さんと藤田修さんの対談も。いずれも午後2時から、定員70人。会場はワークショップ室と展示室。申込不要(要観覧券)。

 「海の見える哲学カフェ」と題した企画もある。広瀬美帆さんの作品を題材に、鑑賞で浮かんだ疑問などを、哲学の教育研究に携わる土屋陽介さんと語り合う。3月11日(日)午後1時から、参加費300円。事前申込制で参加者の郵便番号・住所・氏名、「哲学カフェ」と記して【メール】art-event@city.yokosuka.kanagawa.jpへ。3月1日(木)必着。

 所蔵品展の観覧料は一般310円、高大生・65歳以上210円、中学生以下無料。2月18日(日)は無料観覧日。詳細は同館【電話】046・845・1211

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