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新年恒例の宮中行事「歌会始の儀」の入選者10人に選ばれた 浜口 直樹さん 浦賀丘在住 38歳

掲載号:2018年1月19日号

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日頃の気づき 言葉に編む

 ○…「一生に一度あるかないか。味わったことのない緊張感だった」。新年恒例の「歌会始の儀」の入選者に選ばれ、天皇陛下の前で自身の短歌が詠み上げられた。看護師として外国人患者とコミュニケーションを取るための試行錯誤の日々を歌に込め初入選。陛下から「看護師は患者に寄り添う仕事。頑張ってください」と励ましの言葉をもらい「応募し続けた甲斐があった」と自身を労う。

 ○…浦賀中時代、テレビのニュースで米元大統領ケネディの演説を聞き、言葉が持つ「人の心を動かす力」に魅了された。「彼が話していること、成し遂げたことを他人の翻訳ではなく自分の頭で理解してみたい」とその日から英語を猛勉強し、大学も外国語学部に進学。就職は、母親が看護師だったこともあり同じ道に進んだ。「コミュニケーションが重要視される場所で働きたい」と現在は横浜の精神病院で働き、日々患者の声に耳を傾けている。

 ○…「多言語の問診票を試作して聴くことの意味自らに問う」―。7カ月間考え抜いた力作だ。きっかけは、外国人患者が増えたこと。医師と会話する際に、言葉が通じずに困らないようにと英語とスペイン語で書かれた問診票を作成。しかし「身振り手振りで話をしたほうが、コミュニケーションが取れるのではないか」と同僚から指摘を受けた。どのように意思疎通を図るのが患者にとって最良なのか―自分に問いかけた体験を歌に込めた。「学生時代、外国語を学んでいた自分だからこそ気づくことができた」と振り返る。

 ○…大学時代に初めて応募して以降「言葉を紡ぐこと」に熱中。短歌以外にも、公募がかけられた全国各地の施設の名前やキャッチコピーなども考えるようになった。仕事や生活の中で気づいたことや気に入ったフレーズをメモに蓄え、作品に昇華させていく。「今年ももちろん応募します」。言葉を編むことへのあくなき探究心は尽きない。

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