(公財)横須賀芸術文化財団は今月7日、よこすか芸術劇場で市内の園児・児童を招いた無料鑑賞教室を開いた。ニッセイ振興財団が全国で展開する事業で、小学生から高校生まで、オペラやクラシック、人形劇などを無料で提供する「ニッセイ名作シリーズ」の一環。今年度は37公演、約3万5千人が招待されている。
当日は、横須賀公演として、市内5つの私立幼稚園、市立小7校、私立小2校、横浜市内の小学校2校から約1800人が招かれた。演目は不思議の国のアリスのクラシックコンサート「ベートーヴェンと行くアリスのおんがく旅行」。第九を中心にした音楽劇で、神奈川フィルハーモニー管弦楽団が演奏。オペラ、ピアノ独奏、バレエなど盛りだくさんのステージで、児童らは真剣に見入っていた。中には「オーケストラを初めて聴いた」という子どもも。オペラ「カルメン」やくるみ割り人形、スターウォーズのタイトル曲もあり、「知っている曲があってとても楽しかった」との感想もあった。
会場となった芸術劇場担当者は「市内の子どもたちが生のオーケストラに触れる機会になれば、と設けた。公演を楽しんで帰ってもらえたようで嬉しい」と話している。
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