横須賀三浦教育会館は3月11日(日)、三浦半島にいきづく童謡・愛唱歌をクラシックの生演奏で楽しむコンサートを開く。郷愁を誘う懐かしいメロディーを逗子在住のクラシック演奏家グループの「コンチェルト・カメリアローズ」が奏でる。ソプラノとメゾソプラノの美声、心の琴線に触れるヴァイオリンとピアノの演奏で聴かせてくれる。
演奏曲には、日本全国で歌い親しまれている童謡「めだかの学校」がある。作詞者の茶木滋氏は横須賀市汐入町生まれ。稲岡町の横須賀学院前には歌碑が建てられており、歌が生まれるきっかけとなった茶木親子の会話が記されている。
「お父さん、めだかがいるよ」
「おまえが大きな声をあげたからびっくりして逃げたんだよ」
「待っていればくるよ。ここ、めだかの学校だもの」
幼い子どもが、めだかの群れを「学校」にたとえる豊かな表現力は童話作家ならでは。
このほか、三浦半島には「さくら貝の唄」(逗子市 波子不動)「真白き富士の根」(逗子市新宿 逗子開成学園前)「城ヶ島の雨」(三浦市三崎町城ヶ島)「歌の町」(三浦市白石町 歌舞島公園)などに歌碑がある。いずれも今回の公演で演奏される。
会場は日の出町の横須賀三浦教育会館ホール。午後2時開演。入場料は大人2千円、高校生以下1千円(収益の一部は遺児育英資金に寄付)。定員200人。詳細は同会館【電話】046・824・0683
横須賀版のローカルニュース最新6件
|
「ピンクリボン」チャリティー講演会4月23日 |
|
|
|
|
|
<PR>