スポンサードを受けるボードを手に
雪山とは無縁の横須賀にスノーボード界期待の新星がいる。武山小学校６年の小川咲（さく）さん。先月３日に長野県のよませ温泉スキー場で開かれた「全日本テクニカル選手権（ＪＳＢＡ）」予選の学生部門で大学生選手らを抑えて優勝、出場権を獲得した。同じ会場で３月１日に開幕した本戦に挑んでいる。
小川さんが取り組むのはスノーボード競技の中でも「テクニカル」と呼ばれる種目。ターンの速さやキレ、深さなどのパフォーマンスを審査員が採点・評価する。本戦は全国ブロックを勝ち上がってきた70人が出場、小学生の参戦は異例の快挙という。
２歳でスノーボードを初体験。小学２年で競技者となり、冬場の週末は父親の育さんのサポートを受けながら大会会場を転戦している。将来性を買われ、ボードメーカーのスポンサードを受けるなど、白銀のニュープリンセスとして注目の存在。春からは武山中に進学して選手活動を続ける。
深いターンが持ち味
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