池上にある有料老人ホーム「住まいるＣｌａｓｓ池上」で働く和田信一さんは、子どもの支援活動に携わりたいと２年ほど前、市外から移住。同施設を活用した学習支援や子ども食堂に関わったことを機に、１年半前から介護職員として勤務している。
前職はトラックの運転手。転職活動の合間にヘルパー２級資格を取っていたことも役に立った。週３回の夜勤でシフトを組み、それ以外の時間は子ども支援に充てる。昨年５月、勤務先近くに「よこすかなかながや」を開設。小中学生の居場所として、朝食・夕食を提供する。
介護に携わったことで気付きもたくさんあった。「寄り添うことの大切さや心の重さは、高齢者も子どもも同じ」。ケアの種類は違うが「必要とされる場所で、できることを」―今、そのふたつを実践している。
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