横須賀版 掲載号:2018年6月15日号
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弓道の高校総体県予選会の個人戦で優勝した 新田 果音さん 桜が丘在住 17歳

努力で”引き寄せた”栄冠

 ○…高校生最後の個人戦で県大会初優勝をかざった。「必死に練習した成果がやっとでたかな」と笑顔をみせる。大会当日熱中症になりながらも「逆に無心でできたのかもしれない」と冗談も。8月のインターハイでさらなる飛躍を目指す。

 ○…中学までは水泳とソフトボールに励んでいたが、三浦学苑への入学を機に「新たなことに挑戦したい」と弓道の道へ。ほとんどの新入部員が未経験で、スタートラインが一緒というのも魅力的だった。練習すればするほどに自分でも上達していくのがわかり、楽しくて仕方なかった。「心のありようで結果が大きく変わる。だからこそ、迷いがなくなるまで鍛錬あるのみ」。授業前の朝練はもちろん、部活後にも残り、多い時で計100本の弓を引く。「一つのことに没頭してしまう自分に向いているのかも」と自己分析する。

 ○…練習環境は決して良いとは言えない。道場がないため、体育館横の空きスペースに畳と的を設置した”創作”の弓道場で稽古する。屋根もなく雨が降れば実践練習は中止。部員も40人ほどいるため、全体の部活では一回引くと、次に自分の番が来るのは10分後。「人が少ない朝と居残りがメインかもしれない」と笑う。それでも「結果が出たのは人一倍努力したから。後輩に向けていい見本になったと思う」と顧問も目を見張る。

 ○…「下級生に教えるのも役割の一つ。学びや気付きもある」と面倒見の良さもうかがえる。そんな一面もあってか、将来の夢は保育士。高校卒業後は、その道の専門学校に通うつもりだ。「技術はもちろん、礼儀や人に教えることの大切さなども学んだ」と弓道に感謝する。個人戦が終わると残るは団体戦。3年間の集大成。努力で勝利を”引き寄せる”。
 

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