衣笠栄町にある「衣笠みんなの家」の一室から聞こえてくる「カツッカツッ」と乾いた音―。週に一度、こちらのけん玉教室に通う長浦小4年の飯嶋颯大くんが、今月9日に行われた神奈川県の子どもけん玉大会で優勝を果たした。県内のけん玉自慢29人を抑えて初の栄冠。飯嶋君は「練習したことができてほっとした」と喜んだ。同月24日の関東大会で東京都を除く関東5県の代表と対戦する。
けん玉に出会ったのは幼稚園の頃、親戚のおじさんの影響で遊び始めた。「持ち方から学んでみたい」と衣笠みんなの家で開かれているけん玉教室に通い始めた。小3で未成年が取得可能な最高段位5段を取得。指導者の伊東勝さん(平作在住)も「練習熱心で飲み込みも早い」と目を見張る。
好きな技は「円月殺法」。けん玉を空中で1回転させた後、けんを取り、たまを剣先で受ける技。難易度が高く、段位認定の試験外の技だが、さらりとやってみせた。
関東大会を勝ち抜くと8月に東京で開かれる全国大会に出場することができる。「まずは目の前の試合で技を決めて勝ちたい」と意気込んだ。
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