横須賀版 掲載号:2018年6月29日号
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新規事業オーディション 実現性評価、2件が入賞 SUP歴史ツアーと出張遺影撮影

経済

プロのカメラマンが出張(上)海上から景観を楽しむ(下)
プロのカメラマンが出張(上)海上から景観を楽しむ(下)

 新規性・独創性の高いビジネスプランを競う「横須賀スタートアップオーディション」の最終選考会が今月23日、ヴェルクよこすかで開かれた。出張型遺影撮影サービスを提案した越中正人さんとマリンスポーツ×歴史ツアーを企画したH2スポーツクリエイションの2件が入賞した。

 同オーディションは、市内で事業着手することを条件に、横須賀市が2007年から開催。事業の新規性・独創性や採算、地域貢献度などの項目で審査。市内事業の活性化を図り、新たなビジネスの創出を狙う。大賞には最大100万円、入賞は30万円が奨励金として贈られる。今回、大賞受賞者はなかった。

 応募総数9件のうち1次審査を経た4事業者がプレゼンテーションした。フォトグラファーの越中正人さんが発表した「Yeah(イエイ) Photo Studio」は出張型の生前遺影撮影。当事者が希望した場所で撮影を行うもの。サービスをパッケージ化してWeb通販サイト「Amazon」に出品。全国規模での販路拡大を狙うほか、AR(拡張現実)技術を利用したオプションも用意。スマートフォンを遺影にかざすと写真上に故人の映像が流れる独創的なアイデアも披露した。7月中旬には通販サイトに出品予定だという越中さんは「葬儀社と連携した企画も検討中」と展望を話した。

 注目のマリンスポーツ、スタンドアップパドルボード(SUP)の体験事業を展開しているH2スポーツクリエイションが提案したのは、ICTとSUPを組み合わせた「海から観る横須賀歴史ツアー」。歴史的遺構や景観をSUPで見学する企画。海上で会話できる装置を用いてガイドを受けながら、観音崎や浦賀などを見学する。事業計画では今年9月にも実施予定。代表の原良一さんは「事業を通じて横須賀=マリンスポーツというイメージを」と意気込んだ。

漁業にもICT

 入賞を逃した2件もユニークなアイデアを披露した。システムエンジニアの堀内満史さんは漁師の所得安定を目指した事業を考案。海上のブイに、潮流や風向き、プランクトンの量などを測る装置を設置し漁に役立ててもらうサービス。

 キャリア教育事業を手掛ける一般社団法人ウィルドアが発表したのは「横須賀まるごと教材化」。横須賀市の課題を題材とした教育プログラムを開発し、まちを一つの教材に見立てた。2件には特別審査員賞が贈られ、特典として主催者側からコンサルティングを受けることができる。

 審査員は「より早期に実現可能なものを選定。4件とも発想は面白いが、採算面等を磨いていく必要がある」と総括した。
 

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