映画上映サークル「16ミリ試写室」では8月19日(日)、メッセージ色豊かな社会派ドキュメンタリー映画『風の波紋』『いのちの岐路に立つ 〜核を抱きしめたニッポン国〜』の上映会を開く。2作品とも上映後に制作関係者を迎えてトークも行う。同サークルは「ドキュメンタリー映画は真実を知り、考える道具」とのメッセージを発しており、多くの来場を呼び掛けている。
都会から大自然に囲まれた豪雪地の新潟県妻有に移住した夫婦の日常を記録した『風の波紋』は、里山の暮らしを通じて、自然と人とかかわり、生命観を問い直す作品。絵本のように美しい景観を映像で表現する一方で、集落の高齢化や過疎化の現実にも触れている。
国内で起きた核に関する事実を伝えるのが『いのちの岐路に立つ』。広島・長崎の原爆投下から東日本大震災による福島原発事故まで、歴史的資料と当事者の声を拾い集める手法で放射能の怖さと危険性を描く。
上映時間は『風の波紋』が午前10時でトークは作品を手掛けた小林茂監督。『いのちの岐路に立つ』は午後1時半で作品プロデューサーでジャーナリストの矢間秀次郎氏が解説する。
会場は西逸見町の生涯学習センター大学習室(ウェルシティ市民プラザ5階)。参加費は各作品800円(入れ替え制)。定員200人で先着順。
問い合わせは16ミリ試写室【携帯電話】090・2901・0862
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