横須賀版 掲載号:2018年8月10日号 エリアトップへ

ソプラノ歌手で、10日に開催する「みんなで楽しむコンサート」を企画した 松永 知史(ちふみ)さん 武出身

掲載号:2018年8月10日号

  • LINE
  • hatena

歌で人生「幸せ」に

 ○…「ホールでワクワクする雰囲気を共有してほしい」。文化会館で開催するコンサートに”みんなで楽しむ”と名付けたのは、そんな想いがあった。自分が歌を届けたい人は誰か。原点を振り返りながら舞台に立つ。

 ○…ソプラノ歌手としての活動基盤はドイツ。一時帰国し、縁あって武山養護学校で勤務していた際、「声や音を発して迷惑をかけないか心配で、コンサートホールには行けない」。保護者からの気遣いを耳にしてハッとした。施設や学校を訪問し、歌うことも多かったが、自己満足ではないかと自問することも。「垣根なく来てもらえる場を作ることも私の役割」。3年前に初めて”みんなで”を掲げたステージを企画。今回は会場をスケールアップし、「音・歌・声でどこまで心に届けられるか、音楽家としての挑戦」と、自らを奮い立たせる。

 ○…「自分の歌を家族がとても喜んでくれて」。小学生で既に「声楽家になる」と公言。自宅介護の祖母に童謡を歌うと、自然と目から涙が溢れていた。心を動かす力を間近に感じた体験だ。学生時代から、表現への熱量はまっすぐ。「この先生に習いたい」と思えばそのもとへ。沖縄からドイツへ渡り、リュック1つで門を叩いた。異国での生活は歌い手として、人として成長する大きなステップとなった。「格好をつけても見透かされてしまう。人間力が問われているのだと実感している」。柔らかな口調の中で、実直な性格が滲む。

 ○…国内での公演に武山地域の支援者が駆け付け、熱心に応援する姿は、舞台関係者から「動くパワースポット」と言われるほど。ドイツでは、国立合唱団の子どもたちの指導も。「いつかは日本で手掛けてみたい」。郷里への想い、幾多の経験を歌で還元することが、地元への最大の恩返しだ。
 

横須賀版の人物風土記最新6

伊東 貴之さん

異業種交流団体、一般社団法人「BPS横須賀」で代表理事を務める

伊東 貴之さん

太田和在住 49歳

9月13日号

野坂 英八さん

創立60周年を迎えた三笠ビル商店街で理事長を務める

野坂 英八さん

野比在住 70歳

9月6日号

松原 光佑さん

この夏に関東大会を始めとする水泳大会で新記録を連発した

松原 光佑さん

池田町在住 大津中3年生

8月30日号

三田 希美子さん

学生団体「NELD」(ネルド)で代表を務める

三田 希美子さん

若松町在住 20歳

8月23日号

伊東 勝さん

横須賀けん玉教室を立ち上げ指導を続けている

伊東 勝さん

平作在住 79歳

8月9日号

木村 博超さん

8月4日から沖縄で開催されるインターハイに砲丸投げで出場する

木村 博超さん

三春町在住 18歳

8月2日号

Tomさん

高校生トラックメーカーSTAR FISHの世界配信曲でボーカルを担当した

Tomさん

船越町在住 26歳

7月26日号

あっとほーむデスク

  • 9月13日0:00更新

  • 9月6日0:00更新

  • 8月30日0:00更新

横須賀版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

横須賀版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2019年9月13日号

お問い合わせ

外部リンク