横須賀版 掲載号:2018年9月7日号
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9月15日〜17日に行われる認知症啓発イベント「RUN伴+三浦半島」の実行委員長を務める 玉井 秀直さん 若宮台在住 48歳

支えあいで「可能性」に出会う

 ○…認知症の当事者や支援者、地域の人がタスキを渡して走る「RUN伴+(プラス)三浦半島」。開催のきっかけは、日本を横断する”本線”に、この地域からつなげたい―という地元の介護関係者からの一声。実施案を持ち寄り、昨年初めて半島を一周した。「参加者も増えて、関心が高まっている実感はある。そこから個々がどう考え、動けるのか」。実行委員長として奔走しながら、”社会”の変化に想いを巡らせる。

 ○…認知症の症状は多種多様で、当事者が仕事や趣味など変わらない生活を送れるような”明るい”部分もある。だが、実際に「分からないこと」も多い。家族が心理的な負担や先の見えない不安を共有する機会は広がりつつあるが、「彼ら(家族)にはもっと支えられる権利がある」と感じている。ただ一つ言えるのは「認知症が悪い訳ではないということ」。傍らでいつも”誰か”が併走している地域を理想に描く。

 ○…食品関係の研究をしていた大学時代、障害のある人にスキーを教える機会があった。熱心に取り組む姿に感心する一方で、周囲にある差別の空気も感じた。卒業後、一旦は食品業界に就職したものの、心にあったのは「人の権利」という命題。介護の世界に足を踏み入れ、いつしか高齢者介護だけでなく、子どもや若年性認知症の人、被災地の支援など活動フィールドが広がっていた。「自分にとっては、どれも大切なことなんです」

 ○…「つながりの場所を作りたい」と先月から認知症カフェを定期開催している。ある日、会場の鍵が開かず、店外が即興の音楽会と歓談の場に。自然と支えあう空気が生まれていた。「ピンチもチャンスになる。先人たちが切り開いた道に、人の可能性を乗せて進んでいるだけ」と日焼けした顔をほころばせた。

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