地元の歴史や文化、観光名所などを七五調で詠った「横須賀カルタ」を使った初めての大会が今月8日(祝)、衣笠コミュニティーセンターで開かれる。大会を盛り上げようと、横須賀明光高校の競技かるた部が運営を担当。部の存在を知った「横須賀カルタ製作実行委員会」が同校に依頼した。
三浦半島で唯一
読み上げられた小倉百人一首を素早くとり合う「競技かるた」。部活があるのは、三浦半島では唯一。立ち上げたのは、同校の櫻木萌季教諭=写真下。大学の受験勉強中、百人一首に触れたことがきっかけで、競技かるたに興味を持った。「教員になったら、自分にしかできない部活の顧問をやりたい」との思いから、自身も一から勉強し同部を発足。偶然、柔道場が空いていたことも背中を押した。しかし、創部1年目は部員がわずか1人。それでも諦めずに活動を続け、今年で5年目を迎えた。現在は5人が活動。櫻木教諭自身も大会に参加し腕を磨く。
「かるた部増やしたい」
当日は参加者に部員がルールを指導する。「いつもとはちがう札で部員以外の人とできるのは楽しみ」と同部の佐々木明音さん(1年)。櫻木教諭は「参加することで活動を知ってもらえる。ふるさとカルタがあるまちとして、市内に競技かるた部が増えたらいい」と期待を込めた。大会は同コミセン和室で午前11時と午後2時の2回開催。
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