トップレベル競技者用のトレーニング施設「ナショナルトレーニングセンター(NTC)」の拡充施設市内誘致に向け、市民を対象にした講演会が今月8日に県立保健福祉大学で開かれ、400人の市民が訪れた。
講演者は、アルベールビル五輪スピードスケートで日本人初の銅メダルを獲得し、現在は日本オリンピック委員会副会長を務める橋本聖子さん。メダル獲得までの軌跡や練習環境の重要性などを語り=写真、聴講者は興味深げに耳を傾けていた。
横須賀市ではスポーツ中心の街づくりの一環として衣笠地区に広がる丘陵地「ワイハート計画地」の一角を候補地とし、14年度にNTCの拡充施設誘致委員会が発足。都心からのアクセスの良さや年間を通じた温暖な気候、市民の盛んなスポーツ活動などを特徴に掲げ、国へ要望書を提出。担当大臣の現地視察を2度実現させ、五輪関係者を招いた講演会を開いて誘致への機運を高めるなどの活動を展開してきた。今後は東京五輪以降の施設整備も視野に入れ、更なる国への要望活動を継続していく。
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