横須賀に縁の深い江戸時代後期の幕臣、小栗上野介(忠順)の没後150年を機に、横須賀のあまり知られていない歴史に焦点を当てた連載をスタートさせる。
日本史の教科書では「横須賀製鉄所の建設に尽力した人」として紹介されるが、その数々の功績や彼がどのような人物であったかなどは一般的に認知されていない。江戸末期の幕府財政を支え、日本近代化の礎を築いた小栗の知られざる偉業とともに、スポットが当てられてこなかった横須賀の歴史を探訪する。
著者は横須賀の歴史調査や発表を行う市民団体「横須賀学の会」代表を務める大橋祥宏氏。元昭和女子大講師で現緑ヶ丘学院の評議員。小栗上野介の一ファンであり、15年ほど前から資料収集や調べを重ねている。「世界に対して日本がどうあるべきかを考えていた小栗は、最も日本人らしい日本人だと思う」と大橋氏。本連載を通して「『こんな横須賀があったのか』と気づき、”感電”させられるような感覚になってもらえたら」と話した。
横須賀版のローカルニュース最新6件
|
「ピンクリボン」チャリティー講演会4月23日 |
|
|
|
|
|
<PR>