新港町の新港埠頭=写真=と北九州港を結ぶ新規フェリー定期航路開設に向け、横須賀市はフェリーを運航するSHKライングループと検討を始めた。
物流業界で課題のトラックドライバー不足の深刻化や環境問題を背景に、同グループは物流ニーズのある北九州と都心を結ぶ地として横須賀に着目。航海時間や陸上運輸の交通網で条件が合い、ポートセールスを行ってきた市へ昨年夏ごろ、航路開設を打診した。
市内では久里浜港に大分県を行き来する航路があったが、フェリー会社の倒産から10年ほど前に廃止。現在市内で定期運行されている長距離航路は、主に日産自動車が物流運輸で使用している追浜と北九州を結ぶルートのみ。
1万6千t級のフェリー2隻体制、片道20時間30分を1日1便で想定。貨物輸送を主に、旅客輸送にも利用でき、観光の活性化にも繋げたい考えだ。
運航開始予定の2021年春に向け、港湾の整備の調整を行っていく。
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