国の重要文化財である運慶仏5体を所有する芦名の浄楽寺で3月1日(金)から3日間、春の御開帳が行われる。午前10時から午後3時。
日本で最も著名な仏師・運慶。全国に残る運慶作仏像は31体と言われ、そのうちの5体(阿弥陀三尊像・不動明王像・毘沙門天像)が同寺にある。
期間中は収蔵庫の開扉のほか、本堂では説教も開催。2日(土)は北海道にある願雄寺住職・吉田成道上人、3日(日)には秋谷にある光雲寺の住職・慶野匡文上人を招いて行う。両日とも午後1時から。
他にも、本堂内で市民作品を展示するアートギャラリー「TERA展」や写経体験もある。
前島密没後100年
近代郵便制度を確立した前島密が眠る同寺。期間中は、100回忌の供養も行う。午後3時から。
前島密は、新潟県上越市に生まれ。36歳(明治4年)の時、イギリスに倣って日本で近代郵便制度を立ち上げた。退官後、芦名に別邸「如々山荘」を建設し、そこで84歳の生涯を閉じるまで余生を過ごした。
同寺山門には、郵便局退職者らで構成する「前島密翁を称える会」が設置した記念ポストもある。
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