「大きいよ 三浦大根 重量級」「ラッキーな日 かぼちゃが 道に落ちている」―。三浦市在住の小木久美子さんと砂山恵美子さんの姉妹デザイナー「QKユニット」が、「三浦半島かるた」を製作した。
構想から約7年、読み句やデザイン、外箱に至るまで推敲を重ねた。「三浦に来て感動した物事をかるたで伝えてみようと思った」と小木さん。製作に取り掛かる少し前、2人は都内から三浦市へ移住。地元では見過ごされがちな当たり前の日常に面白さを見出した。モチーフは横須賀・三浦市に限定。「クスっと笑えるものを作りたかった」と話し、堅苦しさを出さないよう、語感で遊んだ札も混ぜた。デザインには民芸調を取り入れ、親しみやすさや温かさを感じる版画風に仕上げた。文字は消しゴムに彫り出し、押印した字をパソコンに取り込んでオリジナルの書体を制作。札の縁取り、外箱まで手づくりだ。
今月1日から津久井の「うみべのえほんやツバメ号」で行われているイベントで初めて展示販売し、初版分完売の人気ぶり。QKユニットのホームページのほか、3月12日(火)まで同店で予約受付中(1セット3千円、税別)。
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