「ANAウインドサーフィンワールドカップ横須賀・三浦大会」が5月10日(金)、津久井浜海岸と三浦海岸を会場に開幕する。世界のトップ選手約90人が参戦、白熱のレースを繰り広げる。
国内の出場選手は男女合わせて20人前後。現役最年長で出場を決めているのが、津久井浜海岸をホームとしている齢(よわい)53歳の香村治彦さんだ。
ウインドサーフィンは、風・波・道具・身体を一体化させることでスピード(推進力)を得るスポーツ。若さに勝る経験が大きな武器となる。「海外選手、国内のトップ選手にどれだけくらいついていけるか、力を出し切りたい」と意気込みを話した。
キャリアのスタートは高校生。33歳で大手企業を退職し、不退転の覚悟で選手生活をスタートさせた。現在はプロ活動に加え、ショップ運営、インストラクター業務に奔走する。「生活のすべてがウインドサーフィン」と香村さん。普及に取り組むNPO活動では、地元の小学校に出向いて指導を行っている。「好きなことに本気で打ち込む姿を子どもたちに見せたい」
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