次世代を担う新鋭アーティストを発掘する横須賀発のオーディション「YOKOSUKA INNOVATION MUSIC AUDITION2019」(YIMA)が今月8日、ヨコスカ・ベイサイド・ポケットで開かれた。横須賀市、横須賀芸術文化財団、ユニバーサルミュージック合同会社の3者による地域活性プロジェクト。会場には、若き才能が輝く姿を一目見ようと約300人が詰めかけた。
優勝したのは千葉県在住のシンガーソングライター・ミヤ(19)。サポートメンバーによるバンドをバックに、独特の歌声で観客を魅了。「ダウナーな世界観と、彼女の澄んだ歌声とのギャップが印象に残った。他にもいろいろな曲を聞いて可能性を見つけていきたい」と審査員を務めた制作ディレクターをうならせた。ミヤは今後、ユニバーサルミュージックの育成アーティストとしてサポートを受けていく。
「Waves」7月配信
当日はこのほか、前回優勝のSTAR FISHがパフォーマンスを披露し観客を楽しませた。演奏後には「Waves(feat.Tom)」が7月中旬に世界配信されることも発表された。合わせて、同楽曲が「音楽・スポーツ・エンターテインメント都市 横須賀 2019公式ソング」に決定。今後、市内各種のイベントで使用される予定だという。
手を使い「光」表現
今回から新設された「イノベーション・デザイン部門」では、京都府在住の高校3年生、高瀬由奈さんが優勝した。募集テーマは「深い海に差し込む光」。高瀬さんは、壊れたカメラで手を撮影。光のように差し伸べられる手を抽象的に表現した。受賞デザインは「Waves(feat.Tom)」のジャケット写真に使用される。
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